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チャイるのnet~原発事故後、放射線による影響から子どもを守りたいあきる野ネットワーク

311震災と福島原発事故以降、子どもの遊び場・学びの場、食品などの安全性に関する不安を、自分達の力で少しでも解決したい。そんな思いをつなげるため、あきる野市を拠点に活動しています。

次回の集まりの日時は未定です。
決まり次第アップします。

会費やメーリングリストの登録に関するルールについて、
土壌汚染調査への協力について、話し合いたいと思います。
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わくわくキャンプ・準備

福島県川俣町の子どもたちを対象に、平成24年8月2日~6日あきる野市「小宮ふるさと自然体験学校」で実施された保養キャンプ「ふくしまわくわく子どもプロジェクトin西多摩」(同実行委員会主催)のお手伝いをしてきました。
 川俣町からは、5歳~小学5年生までの子どもたち11人、保護者3人が参加。到着してすぐに学校の前を流れる秋川で川遊びをし、ずぶ濡れになりながら、サワガニやヤゴ、カジカを捕まえて大喜びでした。4泊5日の日程の中、自作のいかだで川下り、ハヤ釣り、動物園見学、紙すき、野外パーティー等々、盛りだくさんのプログラムでしたが、子どもたちは疲れを知らず毎日を目いっぱい遊びました。
 お互いの名前を覚え仲良くなった子どもたちが、再び外遊びが制限される「日常」に帰っていかざるを得ない現実に、胸が痛みました。これからも、ずっと福島とつながっていきたいと強く思います。

わくわくキャンプ・いかだ

参加された川俣町のお母さんのブログも是非ご覧ください。↓
hand to hand ★project★ kawamata
「福島わくわく子供プロジェクトin西多摩実行委員会」からの情報です。
平成24年8月2日、
青梅市成木の無農薬ブルーベリー園のブルーベリー1kgに含まれる放射性物質を検査した結果、

ヨウ素131、セシウム134,137それぞれ3.5前後という検出限界地で
不検出とのことです。
平成24年7月24日「川原で遊ぼう会」からの情報です。
ハヤ釣り(あきる野市内平井川)の後、釣れたアワムツに含まれる放射性物質について検査した結果
セシウム134,137合わせて検出限界9.5Bq/kgで不検出
とのことでした。
平成24年7月24日
あきる野市菅生産のタケノコに含まれる放射性物質の検査をしました。
結果はセシウム137が6.8±1.2Bq/kg、セシウム134が10.8±1.0Bq/kg検出されました。
平成24年4月から、あきる野市による給食食材の放射性物質の検査が始まりました。
結果は広報やHPで見られます。

あきる野市食材中の放射性物質の検査
平成24年4月、牛乳メーカーや生協などの放射性物質検査の取り組み状況について調査し、あきる野市担当課へ情報提供しました。乳幼児から中学生まで、毎日給食で提供される牛乳について、提供者がより安全性の高いものを選択するようにしてほしいという思いから、調べたものです。
平成24年2月20日、
あきる野市担当課を訪れ、給食検査の方法に対する要望を提出しました。

以下、その内容です↓

給食検査に対する要望

消費者庁から機器の貸与を受け、給食検査を開始するにあたり、検査の目的を
「厚生労働省の新基準(放射性セシウム牛乳50Bq/kg 乳児用食品50Bq/kg 一般食品100Bq/kg)を超える、または基準値に近い放射性物質を含む食品を、給食として提供することを避けるための監視をすること。」と考え、
・ 貸与される機種は未定だが、調査精度はスクリーニング検査程度(下限値20Bq程度)であることが予想される。
・ 市場に出回っている食品は全品検査ではないため、すり抜けて流通する可能性がある。
・ 原発事故は完全に収束していないため、新たな放射性物質の拡散が無いとは言い切れない。
という点をふまえ、以下2点を要望します。

1.食材検査と一食丸ごと検査を、給食提供前に実施してください。
① 食材の検査
対象
・使用頻度の高い米、パン、牛乳など。
・放射性物質が蓄積されやすいとされる食品―キノコ類、海産物、魚介類など。
・放射能汚染度が高い産地(福島、茨城、群馬、栃木北部、千葉北部)の食品。
検査時期
・一週間前から前日まで。主に午後の時間帯を検査時間にあてる。
② 一食丸ごと検査
対象
・給食センターで調理した一食分(毎日)。 
・希望する保育園で調理した一食分(輪番制)。
検査時期
 ・給食提供日当日、調理後速やかに。

2.検査結果は、値の大小に関わらずただちにHPなどで公表してください。
検出された場合の例:
・ ○○の検査において放射性物質が検出されたので、精度を上げて再検査中です。再検査の結果は〇〇までに公表予定です。
・再検査の結果、〇〇Bq/kg検出されました。内部被ばくの実効線量は、○○μSvになります。
平成24年2月
他の自治体の給食検査の実施方法について調査し、表にまとめ担当課に提出しました。
平成23年12月19日に、
給食など食品検査の実施方法などについて、
あきる野市の担当課を訪れ要望を提出しました。

これは、私たちの陳情内容「②消費者庁による放射性物質検査機器の貸与の制度を活用し、あきる野市民が利用できる食品の放射能測定体制を整えてください。」により、あきる野市が消費者庁に希望を出したところ、運よく貸与自治体に選ばれたことを踏まえたものです。

以下、内容です↓

消費者庁から貸与された放射性物質検査機器について(要望など)

1. 給食センターで提供する学校給食の検査を優先させ、一刻も早く検査を開始してください。対象については、献立一食分を混ぜた混合物を毎日検査するとともに、注視していく必要がある単品の食材を計画的に検査してください。

2. 市内の幼稚園、保育園にも給食検査の意向を打診し、希望する園について検査ができるように体制を整えてください。

3. 検査結果は速やかにホームページなどで公表してください。また、検査方法、結果の周知方法、放射性物質が検出された際の対応について、事前に保護者に周知してください。

4. 除去食やお弁当持参を保護者が要望した場合、保護者の意志が最大限尊重されるよう学校、幼稚園、保育園に徹底してください。

5. 給食優先とした上で、一般市民が持参した食材についても検査できるよう体制を整えてください。

6. 検査実施のために必要な予算と職員を確保してください。

7. 市民にできることがあれば協力を惜しみません。また、検査方法、結果の周知方法、放射性物質が検出された際の対応などを決定する過程が市民に見えるよう配慮してください。
平成23年10月、
食品中の放射性物質の検査について、他の自治体の取組み状況を調査し、表にまとめ、あきる野市担当課に提出しました。
平成24年2月20日、
あきる野市担当課を訪れ、給食検査の方法に対する要望を提出しました。

以下、その内容です↓

給食検査に対する要望

消費者庁から機器の貸与を受け、給食検査を開始するにあたり、検査の目的を
「厚生労働省の新基準(放射性セシウム牛乳50Bq/kg 乳児用食品50Bq/kg 一般食品100Bq/kg)を超える、または基準値に近い放射性物質を含む食品を、給食として提供することを避けるための監視をすること。」と考え、
・ 貸与される機種は未定だが、調査精度はスクリーニング検査程度(下限値20Bq程度)であることが予想される。
・ 市場に出回っている食品は全品検査ではないため、すり抜けて流通する可能性がある。
・ 原発事故は完全に収束していないため、新たな放射性物質の拡散が無いとは言い切れない。
という点をふまえ、以下2点を要望します。

1.食材検査と一食丸ごと検査を、給食提供前に実施してください。
① 食材の検査
対象
・使用頻度の高い米、パン、牛乳など。
・放射性物質が蓄積されやすいとされる食品―キノコ類、海産物、魚介類など。
・放射能汚染度が高い産地(福島、茨城、群馬、栃木北部、千葉北部)の食品。
検査時期
・一週間前から前日まで。主に午後の時間帯を検査時間にあてる。
② 一食丸ごと検査
対象
・給食センターで調理した一食分(毎日)。 
・希望する保育園で調理した一食分(輪番制)。
検査時期
 ・給食提供日当日、調理後速やかに。

2.検査結果は、値の大小に関わらずただちにHPなどで公表してください。
検出された場合の例:
・ ○○の検査において放射性物質が検出されたので、精度を上げて再検査中です。再検査の結果は〇〇までに公表予定です。
・再検査の結果、〇〇Bq/kg検出されました。内部被ばくの実効線量は、○○μSvになります。
平成23年8月19日にあきる野市議会に陳情を提出し、9月8日あきる野市議会福祉文教委員会にて審議され「趣旨採択」とされました。

■陳情内容
①あきる野市学校給食センターで提供する食品について、放射性物質を定期的に測定し、市のホームページで公開してください。②消費者庁による放射性物質検査機器の貸与の制度を活用し、あきる野市民が利用できる食品の放射能測定体制を整えてください。

■「趣旨採択」とは?
「文面の通りは採択できないけれども、陳情者の言わんとすることは理解出来るし、反対しない」というグレーゾーン。趣旨がくみ取られ、どこまで施策に反映されるかは未知数です。

■審議の概要
現時点での取り組みについて、行政担当課から説明

・9月1日より、市内公立小中学校、保育所の学校給食に使われる産地を給食便りなどで公表。毎朝厚生労働省のHPで食品中の放射性物質の検査結果の値を見て基準値以下か確認している。

・教育現場でも保護者から不安の声が上がっていて、大気、水道水、プールの安全性などについて東京都からの説明内容を踏まえ、保護者に通知した。空気線量の測定は継続していて、結果を公表している。

・消費者庁からの放射性物質検査機器の貸与について、9月16日に東京都で説明会が開かれる予定。貸与申し込みの1次〆切りは9月30日で、全国で24台貸し出されるとのこと。今後、国や都の動向を見ながら対応を検討する。
委員の見解

・陳情①については、行政で対応をしているようである。陳情②についても、今後対応を検討ということであり、市民の皆さんの不安な気持ちを汲み取って、趣旨採択としたい。

■結果をうけて
①について、厚生労働省の検査は全ての品目について、毎日実施しているわけではなく、また産地も都道府県レベルでしか分からないので、この結果の数値と照らしても給食食材の放射性物質の濃度について判断できるわけではない。一定の傾向はつかめるかもしれないけれど、あくまで市が主体となって食材そのものの検査をして欲しいというのが願いであり、行政が十分な対応をしているとはいえない。その点で、委員の皆さんの認識とズレがある。

②について、9月16日の説明会に担当者に出席して頂いた上で、継続的に状況を確認し、前向きに対応して欲しい旨を訴えていきたい。

まずは不採択とならなかったこと、西多摩新聞の一面に掲載され、「お母さん達の願い」をある程度周知できたことが成果だったのではないでしょうか。議場の外には、小さいお子さん連れのお母さん達が多数いらっしゃいました。放射性物質の濃度が薄れる前に、私達の危機意識が薄れてはなりません。長い目で最善策を探っていきたいと思います。
平成23年9月にメーリングリストを立ち上げました。
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参考情報↓
inspector+

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あきる野市の公共施設の測定結果はこちら
あきる野市による空間放射線量の測定